プラチナ
専門店の上質なプラチナ

貴金属の王様であるプラチナは、その純粋性・希少性・永遠性から、また変色・変質が無いことから、ブライダルリングに最もふさわしい素材とされています。
カフェリングのプラチナは、独自の配合で硬度を高めた、専門店ならではの上質なハードプラチナです。
ルテニウムという貴金属を配合することにより、永年経っても艶感が美しく、安心して身につけていただけます。
また、全ての直営店には「プラチナエキスパート」が常駐し、初めてのプラチナ選びにも優しい専門店です。
プラチナの価値
純粋
- (1)
- プラチナ・ジュエリーは最低でも純度85%以上、最も多く使われる純度は90%です。
K18ゴールドの一般的な純度は75%なので、プラチナの純度が際立って高いことが分かります。
プラチナ合金 Pt1000 Pt950 Pt900 Pt850 1000‰ 950‰ 900‰ 850‰ ゴールド合金 K24 K22 K18 K14 K10 K9 1000‰ 917‰ 750‰ 585‰ 417‰ 375‰ - (2)
- 純度が高いからこそ、その輝きは年月を経ても変わるこなく、日常生活において変質・変色する心配もありません。
生まれながらの白い輝きは、ダイヤモンドの真の輝きを引き立て、最高の宝石の台となります。
プラチナの色は、まじりけのない生まれながらの白です。
一方ホワイトゴールドは、金色のゴールドに割金を混ぜて色を白く変えたものです。
[ 割金とは・・・ ]
・硬度や耐久性を増すために混合する金属のことです。
・ホワイトゴールドはゴールドにパラジウム、シルバー、ニッケル、亜鉛などの様々な金属を加えて色を白く変えています。
・プラチナの割金にはプラチナと同一鉱床から産出されプラチナ族に属するパラジウムが国内では多く使われています。 - (3)
- また、純粋なため肌にやさしく、アレルギー反応を起こしにくい貴金属といえます。
希少
- (4)
- 産出される地域も世界のごく一部に限られ、主に南アフリカとロシア、その他カナダやジンバブエ、南米でわずかに産出されるだけです。
産出される地域 1位 南アフリカ共和国 77.4% 2位 ロシア 13.1% 3位 北米 5.9% - (5)
- プラチナは希少で、有史以来の生産量は、ゴールドの約1/30しかありません。
ジュエリーとして一年間に加工される量も、ゴールドの2,700トンに対し、プラチナはわずか88トン。
しかも、たった3グラムのプラチナのために、8週間の日数と約1トンの原鉱石が必要となります。有史以来の生産量は約4,000トン。
プラチナの年間供給量は約200トン。ゴールドの約1/20です。
時をこえて
- (6)
- プラチナは、他の貴金属よりも密度と重さがあり、すぐれた耐久性を発揮します。
熱や酸にも強く、摂氏1,768度と極めて高い融点を持っています。摩滅しにくく、年月を経ても宝石をしっかりと留めておくことが出来ます。[ 比重と融点 ]
下記の図の様にプラチナは他の金属に比べ重さもあり、高熱にも耐えられる金属
プラチナは科学的に安定しているので、日常生活で変色・変質することはありません。プラチナ ゴールド シルバー 比重 21.4 19.3 10.5 融点 1768℃ 1064℃ 962℃
また、プラチナの融点は、ゴールドやシルバーよりはるかに高いため、一般的な木造家屋の火災1200℃でも溶けることがありません。
[ 貴金属の硬度 ]
●その他の硬度貴金属 ビッカーズ硬さ:Hv K18 120−130 Pt900 70−75 SV925 65 Pt1000(純プラチナ) 37−42 K24(純ゴールド) 33−35 SV1000(純シルバー) 25−30
柔らかい爪 ・・・ 20−30
ステンレス鋼性のナイフ ・・・ 280程度 - (7)
- イギリスの王冠を飾るコイヌール・ダイヤモンドをはじめ、世界的に有名な宝石はプラチナの台にセットされています。
また、プラチナも他の貴金属と同様に、長く使用しているうちに表面に傷がつきますが、磨き直す事で本来の美しい輝きが戻ります。
プラチナは強度とともに粘り気があり、わずか1グラムで2キロメートルに引き伸ばすことができます。
宝石職人たちはこの特性に着目し、他の貴金属では不可能だった繊細な細工を可能にしました。大切な宝石を安全に留められます。
プラチナはしなやかで粘り気があり、紙よりも薄く、糸よりも細く伸ばすことができます。
この特性により、小さい爪でも宝石をしっかり留めることができるのです。
その他の特性
純粋性と希少性、そして永遠性。でも、それだけがプラチナの特性ではありません。もう一つの大きな特性として、展延性があります。
プラチナは宝飾品だけでなく、産業分野にも幅広く活用されています。工業用として有名なのは、自動車の排ガス浄化装置です。
低アレルギー性なので医療分野にも活用され、約5万人が利用しているペースメーカーにもプラチナが使われています。
プラチナは人々の命を救う手助けもしているのです。
ビッカース硬度について
ビッカース硬度とは、素材の硬さの表記(単位Hv)のことです。
カフェリングの ハードPt900・950の硬度は約130Hvである。(自社測定結果です)
| 貴金属 | ビッカーズ硬さ:Hv |
|---|---|
| K18 | 120−130 |
| Pt900 | 70−75 |
| SV925 | 65 |
| Pt1000(純プラチナ) | 37−42 |
| K24(純ゴールド) | 33−35 |
| SV1000(純シルバー) | 25−30 |
ハードPtとはルテニウムを配合したものを指す。ただし、通常ルテニウムを配合すると硬度は増すが、製法の違いによって配合しなくてもハードPtと同様の硬度となるものもある。
・キャスト製法・・・Pt900にはパラジウム・ルテニウムを配合。
・カット製法・・・Pt900にはパラジウムのみ配合。
*カット製法では、素材を何度も圧縮し成形していく。圧縮する事で密度が増し硬化するため、硬度はルテニウム配合のハードPtと同等になる。
一部のリングはデザイン上、ハードプラチナ製作ができないものもございます。
○カフェリングのハードPt900がルテニウムを配合している理由は・・・?
細身のエンゲージリングを変形しにくくする為に、また小さな爪でしっかりとダイヤを固定する為の強度を上げる為、ルテニウムを配合した。
また変形などのクレームもなく好評だった為、この配合でカフェリングのマリッジも制作することとなった。
プラチナの歴史
歴史
- 20億年前
隕石の衝突によりプラチナ鉱床が出現したといわれている。 - 紀元前700年頃
現存する最古のプラチナ製品 ルーブル美術館収蔵「テーベの小箱」
古代エジプトのテーベにある女性神官シェペヌペットの墓から出土した小箱。 - 10世紀頃
南米大陸(プレインカ)で純度85%のプラチナ合金装身具として利用されていた。当時の高度な精錬技術を示す。
スペイン人による南米への侵略の際に、当時ヨーロッパで珍重されていた銀と勘違いされて略奪され持ち帰られた。
しかし、銀よりも融点が高いプラチナは銀用の加工設備では溶かすことができず、大量に廃棄された。 - 18世紀頃
1735年に、スペインの海軍将校がコロンビアのピント川河畔で銀に似た白い金属を発見。これがプラチナの「再発見」となった。
スペイン人は、これを「ピント川の小さな銀 (プラチナ・デル・ピント)」と呼び、これが現在の'''プラチナ'''の語源となっている。
日本におけるプラチナの歴史
- 江戸時代末期 プラチナに出会う
遺欧使節がロシアでプラチナ塊を見る - 明治12年(1879)川柳が新聞に掲載
一種のステイタスシンボルとしてイメージのみ浸透 - 明治21年(1888)銀座天皇賞が懐中時計を輸入
初めて輸入されたプラチナ製品 - 明治24年(1891)村松万三郎プラチナ溶解に成功
軍需用として使用 - 明治25年(1892)尾崎紅葉の小説にプラチナが登場
- 明治42年(1909)竹久夢二の指輪
- 大正3年(1914)白秋の詩集
「白金之独楽」創刊 - 大正末期 宮沢賢治の詩「白金ノ雨」
- 大正6年(1920)大正皇后のティアラを始めて国産化
- 大正12〜13年頃 昭和天皇ご成婚の際製作されたプラチナ製ティアラ
「プラチナ=最高の貴金属」のイメージ - 芸者の影響大
ファッションリーダーとしての芸者の存在(高い美意識が選んだプラチナのわびさび) - 大正末〜昭和初期 和装のジュエリー
- 昭和12年(1937)パリ万博で展示されたミキモトの「矢車」
戦前の日本のプラチナ・ジュエリーを代表 - 太平洋戦争 重要な軍需要物資としてのプラチナ
- 昭和11年(1936)「国防指輪」・「白金章」
民間備蓄として - 戦時中 国への供出
国民の間に「プラチナ=貴重な貴金属」というイメージを強く植えつける - 戦後 経済の安定と宝飾品への関心
金に先立ってプラチナ輸入が自由化
世界のどこよりも早いプラチナ宝飾品先進国へ - 高度成長期 宝飾品の需要が急増
プラチナもブーム:プラチナ宝飾品先進国 - 昭和34年(1959)ご成婚時の美智子妃殿下のダイヤとプラチナのティアラ
やがてダイヤとプラチナの婚約指輪が普及し社会的慣習へ
[ 参考文献 ] プラチナ・ギルド・インターナショナル


