2009年8月3日
斜陽館
斜陽館
五所川原市金木町の太宰治記念館は、太宰治が生まれ育った家。
1907年(明治 40年)明治の大地主、津島源右衛門(太宰治の父)が建築した、庭園など合わせて宅地六百八十坪の豪邸。
戦後には、津島家が手放し1950年(昭和二十五年)から旅館「斜陽館」をとして開業された。
その後、1996年(平成八年)に旅館「斜陽館」は四十六年の歴史に幕を下ろした。
太宰治は、この家を「苦悩の年鑑」の中で「この父はひどく大きい家を建てたものだ。風情もなにもないただ大きいのである」と書いている。
時を越えて、 太宰治に会いに。
24/29